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安全に曲がるためのブレーキセッティング

ブレーキセッティングで決まるコーナリング

安全に曲がるためのブレーキセッティング
ブレーキは制動能力だけではなく、ブレーキ操作を正確に伝えるセッティングも必要でどちらも安全で速いコーナリングには欠かせない要素です。機材にも気を配って今一度ブレーキのセッティングについて見直してみると良いでしょう。

ブレーキレバーの引き代について考える

同じ機材でもセッティングの如何で制動能力や制動フィーリングは大きく変わります。安全に速く曲がれるブレーキセッティングについて考えていきます。
まずは、追加のコストゼロで誰でも簡単に変更できるのが、ブレーキレバーのリーチのセッティングです。ブレーキのリーチとはブレーキレバーをどれだけ引けばブレーキがかかり始めるのかという意味です。
初心者によく見られるのは、ブレーキレバーを引き始めてすぐにブレーキがかかり始めるような浅いセッティングです。しかし、ベテランのライダーは、ブレーキレバーの引き代が大きく、手前まで引いた時に初めてブレーキが効き始めるような深いセッティングにしていることが多いです。その理由とは何なのでしょうか。
ブレーキレバーの引き代が浅いセッティングだと、指が伸びた状態、レバーが遠い状態でブレーキが効き始めてしまうので、微妙なコントロールがしづらいのです。握りこんだ状態の方が微妙な制動力のコントロールがしやすいですし、力を入れやすくなるのでレバーを強く握ることができます。レバーが動いたらすぐブレーキが効くようなカツンカツンのセッティングにしている人も多いですが、ブレーキレバーが遠いと力が入れづらいですし、微調整がしにくくいわゆるカックンブレーキになってしまうので、ベテランやプロのライダーは怖くて下りでブレーキをするのが怖いのです。

ブレーキの引き代の目安は

ブレーキの引き代の具体的な目安はどのくらいなのでしょうか。
ブレーキレバーを思い切り握った時に、ブレーキレバーとハンドルが当たらないくらいの引き代がいいでしょう。でも、ブレーキレバーのセッティングは無限にあるものです。ブレーキが効き始めるレバー位置を数mmずつ近くしながら何度も走り、自分にとって一番ブレーキングしやすいセッティングを探すしかありません。
最近のコンポーネントはブレーキレバーのリーチも調整できる機能が盛り込まれているので、色々なセッティングを試すことができます。ハンドルとブレーキレバーが近すぎると、ブレーキシューが減ってきた時にブレーキレバーがハンドルに当ってしまい、目一杯引けなくなってしまうので注意する必要があります。

ブレーキは1グレード上の物を使用する

最近はコンポーネントも進化して、グレード間の性能差はかなり近くなりエントリーグレードでもかなり品質が良くなってきました。それでもコンポーネントのグレード間には、素材や性能で差を付けていてブレーキキャリパーもグレードによって制動力に差があります。
単純にグレードの高いブレーキキャリパーが良く効くのでお勧めです。ブレーキキャリパーの制動能力の差は、疲労感の違いに如実に表れます。ディレーラー等はミドルグレードでも良いと思いますが、ブレーキキャリパーは一つ上のグレードに交換するとブレーキの制動力の差を体感できると思います。

良いブレーキキャリパーはコントロール性も良くなる

よくロードバイクのブレーキは止まるためではなく、スピードコントロールのためだと言われますが、スピードコントロールの良し悪しを語るのはよく止まるという基本性能があってからの話です。ブレーキアーチの剛性が低いと、ブレーキレバーからの入力がホイールに伝わらないので、コントロールも何もあったものではありません。効かないブレーキをスピードコントロール性がいいとうまく言い換える美辞麗句に惑わされてはいけません。
スピードコントロールは自分の頭と手でするものです。ブレーキキャリパーはきちんと効くものでなければなりません。止まるためではなく速度調整のためだと言われますが、ロードバイクで止まらなくていいなんてことはありえません。
公道を走る事が多い一般のライダーには、なおさら止まる能力が大切になります。下りのブレーキングで怖い思いをする人は、ブレーキキャリパーだけでもワンランク上のグレードに交換してみることをお勧めします。

ステムやハンドルもコーナリングに影響します

フレームやホイールは人によっては、適度にしなやかさがある方が好みという方もいますが、ステムやハンドル、フォークのコラム等、操作を加えるところは剛性が高くてしっかりしたものの方がブレーキングやコーナリング時は安定します。カーボンハンドルや軽量フォークの中には頼りない剛性のものもありますが、そのような機材で下りのコーナーを攻めるのはかなり怖い思いをすると思います。
コーナリングはライダーとロードバイクが一体となってこなしていくものです。乗り手の技術や意識や経験だけでなく、機材にも気を配って初めて最高のコーナリングが完成するのです。

十分な引き代のあるブレーキレバーセッティング

ブレーキレバーを引き始めてすぐにブレーキが効き出すのではなく、ブレーキレバーの引き代が大きくなるようにセッティングすると、力を入れやすくコントロールも容易になり、思い通りの減速が可能になります。ブレーキレバーの引き代のセッティングは、ブレーキキャリパーに固定されているワイヤーを緩めて、理想のブレーキレバーの引き代になる位置でワイヤーを再度固定することで調整できます。ブレーキワイヤーはシフトワイヤーに比べて丈夫に作られていますが、何度もワイヤーの固定を繰り返すとブレーキキャリパーに固定しているワイヤーの部分から断線してしまう可能性があります。自分で調整するのが不安な方はショップにお願いして調整してもらうと良いでしょう。

ハンドル周りは剛性を確保する

コーナリング中、ハンドル周りには想像以上にストレスがかかります。ハンドルやステムに剛性の高いものを選ぶと安定感が増し、操作がバイクに正確に伝わるようになります。

自転車は何故曲がるのか?-ロードバイクのコーナリング力学
ロードバイクで曲がるということを意識した方は少ないのではないでしょうか。ロードバイクも二輪車なのでコーナリングには技術が必要です。コーナリングの理論の中でもコーナリング中の力学について解説します。

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摩擦円とは何か-コーナリング時のグリップ
ロードバイクのコーナリング時に考えないといけないのがタイヤのグリップの限界値です。専門用語で摩擦円と表現されますがこの摩擦円の理論を理解するとコーナリング時のタイヤのグリップを理解することができます。

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コーナリング時に最適な荷重バランス-セーフティコーナリング
ロードバイクでコーナリングする時の最適な荷重バランスは?前荷重なのかそれとも後ろ荷重なのか。前後の荷重バランスからコーナリング時の最適な荷重バランスを考えます。

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コーナリング時のライディングフォーム-フォームごとの特徴
ロードバイクにもオートバイと同じように3種類のコーナリングフォームがあります。リーンウィズ・リーンイン・リーンアウト。どのフォームがロードバイクのコーナリングに適しているのかその理由を解説します。

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コーナリングの理論を理解したら次は実際にコーナリングの動作について実践していきます。コーナリング時には一瞬で予測と判断が要求されます。その予測と判断についてもう一度見直してみます。

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ブレーキングはコーナリング時に非常に重要な要素です。オーバースピードで入ってしまうと曲がりきれませんし減速しすぎると立ち上がりにパワーを使います。コーナー進入時に正確にブレーキングする判断について解説します。

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自分が慎重に走行していもコーナリング中ブラインド状態から突然危険な状況になる時があります。コーナリング中に危険な場面に遭遇してしまった時の危険回避の方法について解説します。

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コーナリングに合わせたタイヤの空気圧セッティング
コーナリングにおいて重要なのはタイヤです。タイヤの空気圧のセッティングによってコーナリングの特性も変わってきます。また、タイヤのサイズによってもコーナリングの安定感が変わってきます。

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