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クランク長のセルフチェックとクランク交換のQ&A

スマホで動画撮影してペダリングを確認する

クランク長のセルフチェックとクランク交換のQ&A
クランク長が自分に合っているのかをセルフチェックする一番簡単な方法は、仲間と一緒に走って、フォームとペダリングを見てもらうことです。仲間に後ろを走ってもらい、骨盤がグラグラと左右に動いていないかどうか、膝の軌道がまっすぐかどうかチェックしてもらいます。また、ローラー台でペダリングをして、それを前後左右からスマホで動画撮影すれば、自分で自分のペダリングをチェックすることもできます。

セルフチェックするときのポイント

ローラー台を使ってペダリングをスマホで動画撮影してセルフチェックするときのポイントは

  • 後ろから見たときに骨盤が左右にグラついていないか
  • 前から見たときに上死点で膝が左右に逃げていないか
  • 横から見たときにお尻が跳ねていないか
  • 上死点で踵が落ちていないか

の4点をチェックすることです。

パワーメーターを活用する方法

リアホイールやペダル部で計測を行うパワーメーターがあれば、パワーを指標にしてクランク長の良し悪しを判断することもできます。同じケイデンスと同じパワーでペダリングしてみて、どのクランク長が最も楽にスムーズにペダリングできるかをチェックすればいいのです。また、パイオニアのペダリングモニターなど、ペダリング解析ができるパワーメーターがあれば、どのクランク長の時が最も引き脚時のパワーロスが少ないかなどをチェックすることもできます。しかし、クランクにパワーメーターが付いているものの場合は、いくつもパワーメーターが必要にはなってしまいます。パワーメーターがなくても、クランク長を変えてタイムアタックをしてタイムを比較すれば、ある程度の良し悪しは分かることでしょう。

クランク交換にまつわるQ&A

今までクランク長なんて意識したことはなかったけど、記事を読んでクランク長が自分に合っているか気になってきたという方。クランク長の長さが前から気になっていたけど交換する時に注意するべきポイントはあるのかなど、クランク交換時の何故について解説していきます。

クランク長は何故170mmがメジャーなのか

日本では、完成車に付属するクランクも、市場に出回っているクランクも多くが170mmです。その長さには何か理由があるのでしょうか。バイオメカニクス的な理由があるわけではないようです。歴史的に170mmが万人に合う長さと考えられてきたと考えられています。しかし、日本人には170mmは長すぎるという人がほとんどだと専門家は考えています。

同じクランク長で長年走ってきた

170mmのクランク長で20万km走ってきた選手がいるとします。本当は165mmが合っていたとしても、彼はすでに170mmのクランク長で力を出すことができる身体になっているかもしれません。そういう選手がクランク長を変えると、違和感を拭えずに逆に走りづらくなってしまい成績を落とす可能性もあります。その違和感を乗り越えてでも矯正したほうがいいのか、そのままで走り続けたほうがいいのか。自転車歴も影響するので答えが出せないところですが、ホビーレーサーならば怖がらずに変えてみることをおすすめします。

コースや目的に合わせてクランク長は変えるべきか

タイムトライアルやヒルクライムではいつもより長いクランクを使うという話を聞いたことはありますが・・・。昔はTTやヒルクライムの時だけ長いクランクを使うという選手もいましたが、最近は目的別に変えることはしなくなりました。不慣れなクランク長を使うことで、踏むポイントを逃してしまうことにもなりかねません。最近のフィッティングでは、どんなコースでも走れる万能ポジションが良いポジションであるという考え方が主流です。

クランク長を変えるタイミングはいつが良いのか

レースに出ている人がクランクを変えるとしたら、オフシーズンが良いでしょう。最後のレースを終えてから、来シーズンに向けての走り込みが始まるまでに、様々なクランクの長さを経験して、本当に自分に合ったクランク長を決めておきたいところです。また、普段と違うクランク長を試すときは、ある程度の距離を走ってから判断することです。何年も同じ長さのクランクを使ってきた人は、その長さに身体が慣れているものです。新しいクランク長に慣れるために、少なくても4週間程度はかけたほうが良いと思います。

年齢によってクランク長は変えるべきなのか

年齢を重ねるにつれて身体は変わってくるものです。若いときは長いクランクをブン回せても、年を取ると身体の柔軟性が落ちて、短いクランクに変えたほうが良いケースは多いです。ポジションは加齢につれて常に変わっていくものです。一生同じポジションはありえません。また、ケガによってもクランク長やポジションは変わります。今のポジションに固執するのではなく、常に今の自分に合った新しいポジションを模索し続ける事が大切です。

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