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平地が得意の人と苦手の人の特徴

平地のフォームから見えてくるもの

平地が得意の人と苦手の人の特徴
平地での巡航に得意と不得意があるのは、ロードバイクのフォームに原因がありそうです。細身だからパワーが出ないから平地が遅いと決めつけるのは時期尚早です。今一度自分のロードバイクのフォームを見直して何故平地での巡航が遅くて辛いのか考えてみましょう。

平地が得意な人の特徴

平地ではそこそこ走れるけど、上りに入ると途端に失速してしまうサイクリスト。体型はふっくらとしています。毎日自転車通勤していて自転車歴は4年ほど。平地ではそこそこのペースを維持できるのに、上りに入ると途端に苦しくなってしまうのは脚質に原因があるのでしょうか。

フォームはリラックスしてエアロフォームができている

ハンドル位置が若干高めながら、その上でブラケット、下ハンドルとも綺麗なエアロフォームがとれていて、既に初心者の域を脱しているフォームです。

ペダルに体重を乗せる事ができている

肘が突っ張っていないので、上体が倒れようとする力、体重がきちんとペダルに乗せることができています。ゆえにパワーが出しやすいフォームになっていて平地での高速巡航に繋がっています。

身体の股関節が柔らかく脚もきちんと上がっている

骨盤を前傾させてなお脚がスムーズにクランクの上死点を通過しています。速そうに見えるだけではなく、実際にも高ケイデンスを維持できています。

平地が苦手な人の特徴

身長は180cm、体重は63kgでロードバイク歴は10年。上りは得意ですが、平地では時速30kmを維持するのが辛く、仲間とのライドでは必ず遅れてしまいます。ガリガリな体型ゆえにパワー不足なのでしょうか。

重心位置が高く後ろ寄りでロードバイクに乗っかっているだけ

平地で時速28kmを維持できないというサイクリストは、明らかに骨盤が起きており、前述した平地が得意なサイクリストと比べると重心が後ろよりになってしまっています。

身体全体の動きがぎこちなく脚だけでペダリングしている

太腿と胸の間に大きなクリアランスがあるなど、前述のサイクリストとはフォームが真逆です。ペダルにあまり体重が乗せられていなくて、脚の筋肉だけでペダリングしてしまっています。

対照的な2人の平地のフォーム

平地と上り。得意なシチュエーションがそれぞれで異なる2人のサイクリストに、まずはほぼ無風状態の平地を普段通り走ってもらいます。強度的にはクラブライドのローテーションで先頭を引く程度の強度です。
まずは平地が得意なサイクリストから。ロードレース観戦が趣味で、普段からトップ選手の走りを観て観察しているだけあって、フォームが実にさまになっています。それに、手の位置がブラケットでも下ハンドルでも、高いケイデンスを維持できています。トレーナーの目から見てもかなり乗れているという評価です。現状ですとハンドルの位置が若干高いのですが、上半身を体幹の力で支えられているので腕がリラックスできていますし、だからこそ上体の重さがしっかりとペダルに乗っています。股関節の可動域も広いですし、特に問題はないようです。
次は上りは得意だけど平地が苦手なサイクリストです。ロードバイク歴は10年を越えていることもあり、見ていて操縦に不安はないものの、先程の平地が得意なサイクリストとは対照的なフォームです。この平地が苦手なサイクリストも決して悪いわけではないです。ただ、前述したサイクリストとタイプが真逆なだけで、このフォームでも速い人はたくさんいます。ただし、体重をうまくペダルに乗せられていないので、脚の筋肉だけでペダリングすることになってしまっていて、平地を長時間走るのはちょっと辛いのでしょう。

平地の得意と不得意の原因とは

平地での走り方やフォームの違いが明らかになった2人のサイクリスト。平地が苦手なサイクリストは特に平地の長距離移動が不得意だと言いますが、果たしてその理由は彼のスリムな体型に原因があるものなのでしょうか。

2人のサイクリストのフォームの違いと原因は

平地が得意なサイクリストは、新城幸也選手を彷彿とさせるフォームです。上体の重さをダウンストローク側の脚で支える、つまりしっかりとペダルに体重が乗せられているのです。また前傾姿勢によりエアロフォーム効果で、前面投影面積の少ない姿勢なので空力面でも有利です。一方平地が苦手なサイクリストは、股関節が硬いので太腿の可動域が狭く、上死点をスムーズに通過させるために自然と骨盤が起きてしまっています。これ以上深く前傾できないので、空力面でもマイナス要素の多いフォームになってしまっています。

身体の柔軟性が走りを左右する原因だった

平地が得意なサイクリストの前屈姿勢。立った状態から無理なく地面に手が届いています。太腿と胸が触れるほど股関節が柔らかく、深い前傾姿勢でペダリングをするロードバイクに乗る上では実に有利です。平地が苦手なサイクリストの前屈姿勢。こちらは平地が得意なサイクリストより明らかに身体の柔軟性が硬く、立った状態からの前屈では指の先が地面に届きそうですが、屈曲しているのは股関節ではなく背中の中央付近でした。体重や筋力も重要なファクターですが、理想的なフォームと、それを実現できる身体の柔軟性も平地での走りを左右していることが分かりました。

長座前屈で原因が明らかになる

平地で時速28km巡航をキープするのが困難だというサイクリストは、厳しい言い方をすると重症です。一般男性なら太腿の上下動だけで時速30kmを楽に出せるのが普通なのです。もう一度、平地が苦手なサイクリストの走りを確認して、彼が平地で遅れる原因を分析してみました。
やはり股関節が硬いようです。ロードバイクは体操選手ほどの身体の柔軟性は必要ありませんが、かといって硬いとダメなスポーツなのです。機械的に動きを拘束されてしまうので、硬いとそれが抵抗になってしまうのです。身体の柔軟性が硬いサイクリストの場合、股関節が硬いので、クランクの上死点を上手く通過させるために、骨盤を立てて辻褄を合わせています。これ以上の前傾姿勢ができないので、ペダルにうまく体重を乗せることができず、膝の伸展だけでクランクを回すことになるので、頑張るとすぐに脚が終わってしまいます。加えて、上体が起きているので空力の面でも不利です。このように、身体の柔軟性が硬いだけで速く走るための要素を失っているのです。
身体の柔軟性が柔らかいサイクリストは、状況に応じて骨盤を立てたり寝かしたりして、使う筋肉を意識的に分散させることができます。つまり、股関節が硬いとそれができないわけで、ロードレースはもちろん、ロングライドでも疲労の度合いは大きく変わってくるわけです。

背中のフォームは人それぞれ

背中を丸める、骨盤を立てる。背筋を伸ばす、骨盤を寝かせる。この2つのフォームはどちらが正解というわけではなく、シチュエーションに応じて使い分けるものと考えるのが得策でしょう。今回の記事では、平地が苦手なサイクリストの骨盤を立てるフォームが悪いと捉えられそうですが、こういったフォームで結果を出しているプロはたくさんおり、また急加速が求められる競輪選手ではむしろ骨盤を立てるフォームの方が多いくらいです。

背筋を伸ばすフォーム

股関節を伸ばすのではなく、閉じた股関節を大臀筋、お尻の筋肉によって開くのに適したフォームです。タイムトライアルなど、一定のペースで長時間走るのに向いており、股関節が柔軟な人であれば、マスターしておいて損はないフォームです。

背筋を丸めるフォーム

太腿の前側の筋肉、膝関節の伸展に関与する大腿四頭筋を使うのに有効なフォームで、ここから肘をリラックスさせられれば、体重をうまくペダルに乗せることが可能です。大きなパワーを出すことができますが、出した分だけ疲労することを忘れないことです。

間違ったフォーム

背筋を伸ばすフォームでも背筋を丸めるフォームでも間違ったフォームはあります。ロードバイクの場合、体幹が強靭である必要はありませんが、それでも最低限の保持力は求められます。女性の多くはその体幹の保持力が足りず、倒れようとする上半身を腕で突っ張ってしまい、体重がペダルでなく、ハンドルに乗ってしまうフォームの方が多いです。
身体が硬い人は背中を丸めるものだと思いこんでいる人に多いフォームが、背中を丸めるフォームに似ているのですが、ハンドル位置が高いあまりに体重のほとんどがサドルに乗ってしまい、脚の筋力だけでしかペダリングできない状態になってしまっていることです。上半身が起きているので走行風をダイレクトに受けて、高速維持が困難になってしまいます。

平地が苦手上りが苦手それは何故なのか
平地はそこそこ走れるのに上りになると失速する。逆に上りはそこそこ速いのに平地での高速巡航が辛い。それは体型が原因だから?本当に体型だけで決めてしまっていいのでしょうか。平地の苦手と上りの苦手原因を掴むヒントを解説します。


上りが得意の人と苦手の人の特徴
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平地と上りそれぞれ苦手な人の傾向
平地が得意な人と上りが得意な人の傾向を解説します。しかし、そもそもロードバイクの基本的な乗り方が身についていないために苦手だと思っていた。自分の乗り方は本当にロードバイクの基本的な乗り方ができているのかを解説します。


平地と上りの苦手を克服するためのポイント
ロードバイクで平地も上りも速くなる一番の近道は走りの基本を身につける事です。ほとんどの人は走りの基本ができていないままパワートレーニングしてしまいます。走りの基本を身につけるためのポイントを解説します。


平地と上りが苦手なサイクリストの疑問とは
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