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コーナリングに合わせたタイヤの空気圧セッティング

コーナリングに理想のタイヤセッティング

コーナリングに合わせたタイヤの空気圧セッティング
コーナーにおいて重要となるのがタイヤです。タイヤのグレードや空気圧のセッティングによってコーナリング時の挙動がかなり変わってきます。安全に曲がれるタイヤのセッティングとはどのようなセッティングか。最近のワイドリム化のよるタイヤの太さも含めて理想的なコーナリング向けのタイヤのセッティングについて考えていきます。

タイヤの空気圧の決め方

タイヤにとって空気圧は運動性能を左右する重要な要素となります。空気圧を上げると接地面積は減少して、タイヤの変形は小さくなり、走りが軽くなります。空気圧を下げると接地面積は増えて、タイヤの変形も大きくなり、コーナリング時の接地感が増します。コーナリング中のタイヤは、トレッドコンパウンドのグリップ力だけでなくタイヤが変形することによっても路面とのグリップを保とうとします。空気圧が高すぎるとタイヤが変形しにくいため、路面追従性が低下して、コーナーでは安定しません。逆にタイヤの空気圧が低すぎると、タイヤの変形量が大きくなり、ハンドルの切れ込みが大きくなるため不安定になってしまいます。また、タイヤの剛性が低下するので反応が鈍くなり、コーナー出口の加速に影響します。

最適な空気圧の探し方

最適な空気圧は人によって違います。速さや剛性感を求めるなら空気圧を高めに、乗り心地や安心感を重要視するなら低めにするのが基本です。ロードバイク用のタイヤの場合、まず8barで乗ってみて、もっとクッション性を良くしたいのであれば0.5barずつ空気圧を下げていきます。タイヤの硬さを感じずストレスなく走れるポイントが、最適な空気圧となります。8barでもタイヤの硬さが気にならないのなら、軽さを感じながら0.5barずつ空気圧を上げていってもいいでしょう。いずれにしてもタイヤによって適正空気圧の範囲が決められていますので、その適正空気圧の範囲内で自分に合った空気圧を探していくようにしましょう。

ワイドリム化による影響

タイヤの性能はどれほどコーナリングに影響を与えるのでしょうか。
グリップ限界の高いタイヤほどブレーキング時間を短くでき、安心して曲がることができます。高価格タイヤは低価格タイヤと比べて総合的に高い性能をもつものが多いですが、ある特性に突出した性能を持つタイヤもあります。コーナリング性能を重視するなら、グリップ力を謳い文句としているタイヤを使ってみるのも良いでしょう。
コーナリングが苦手な人がタイヤで工夫できることはあるのでしょうか。
苦手意識、過度な緊張、体が強張るということであれば、路面からのインフォメーションを少なくしてあげることで緩和されるのではないかと思います。まずは空気圧を少し落とすことをお勧めします。より太いサイズのタイヤに交換することでも同じ効果が得られます。もちろん、グリップ性能の高いタイヤに交換することも有効です。
太いタイヤの方が路面からのインフォメーションの伝わり方が緩やかになるため、安心感が高くなります。路面追従性も向上するため、安定感も高まります。ワイドリムに装着した場合はナローリムに比べてタイヤサイドの剛性が上がるため反応性は上がりますが、硬くソリッドな乗り味となります。

その他気をつけること

劣化したタイヤ、外傷のあるタイヤを使用しないことです。ゴムの性質上、使用していなくても経年劣化は進行します。交換時期の目安はレース用タイヤならワンシーズン(1年)です。チューブも同じタイミングで交換するのが理想です。また、乗車前の空気圧管理、キズの点検等を心がけてください。

決戦用タイヤは逆にNG

タイヤのグリップ感はタイヤの種類によって大きく変わります。グリップ感を正確に感じ取るためには、常に同じタイヤで走ることをおすすめします。正確の違うタイヤに次々と手を出していたら感覚が混乱してしまい、いつまで経ってもタイヤの限界が掴めません。練習でもレースでも、いつも同じタイヤを使っていると感覚が磨かれます。それがコーナリング上達への近道だと思います。ベテランライダーは自分の中に確立した感覚を大切にしているため、タイヤのモデルチェンジを嫌うものです。常に同じタイヤを使って限界を掴む。まずはここからだと思います。
練習用タイヤと決戦用タイヤを分けている人は多いかと思います。しかし、使い慣れていない決戦用タイヤでいきなり限界まで攻めろと言われても無理があるでしょう。新製品が出たら使ってみたくなるものですが、基準となるタイヤを決めて、普段から自分の感覚を磨いておくことが必要なのです。

ワイドリムに合わせるタイヤには気を付ける

タイヤ幅 リム幅
23C 13C 15C
25C 13C 15C 17C
28C 15C 17C 19C

流行のワイドリムのホイールに合わせるタイヤ幅には気をつけましょう。
タイヤ幅とリム幅の組み合わせは、適切な範囲があります。流行のワイドリムに細いタイヤを装着すると、コーナーで不安定になってしまうこともあります。様々なタイヤサイズに適するリム幅を表にすると上記のようになります。ぜひ参考にしてください。

自転車は何故曲がるのか?-ロードバイクのコーナリング力学
ロードバイクで曲がるということを意識した方は少ないのではないでしょうか。ロードバイクも二輪車なのでコーナリングには技術が必要です。コーナリングの理論の中でもコーナリング中の力学について解説します。

自転車は何故曲がるのか?ロードバイクのコーナリング力学の基本については上記の記事をご覧ください。

摩擦円とは何か-コーナリング時のグリップ
ロードバイクのコーナリング時に考えないといけないのがタイヤのグリップの限界値です。専門用語で摩擦円と表現されますがこの摩擦円の理論を理解するとコーナリング時のタイヤのグリップを理解することができます。

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