注目の記事 PICK UP

BROMPTONの理想とするカスタムを紹介

Last Updated 2022.01.06

BROMPTONの理想とするカスタムを紹介

04-150warmingupandrecovery-aicache

BROMPTONのカスタム沼を発見してから、数多くのBROMPTONのカスタム動画を見てきたわけですが、BROMPTONをカスタムしていく上で一つの完成形として理想とするカスタムがあります。それは、フロントチェーンリングのダブル化です。私が今回購入したBROMPTONは6段変速(外装2段、内装3段)で、多くの坂道からスピードが速くできる平坦まで幅広くカバーできるギア編成なのですが、トップ側は十分なギアですが、登りに対応するギアが私のような貧脚サイクリストにとっては、もっと軽いギアが欲しいところです。そこで、フロントチェーンリングをダブル化して軽いギアを6速分一気に追加するというものです。

LORO TubeでカスタムされたM12RのBROMPTON

YouTube:LORO Tubeチャンネル

LORO サイクルワークス京都店のスタッフさんが公開しているLORO TubeというYouTubeチャンネルで紹介されているこのBROMPTONのカスタムがすごすぎて衝撃を受けました。
カスタムのベースとなっている車体は、ブラックラッカーというカラーで無塗装のフレームに錆止めのクリアを吹いて、フレームのろう接が見られるという希少なカラーです。そのブラックラッカーに、様々なカスタムパーツを取り付けているのですが、ひときわ目立つのがフロントのチェーンリングのダブル化です。

ホワイトインダストリーズのかっこいい無骨なチェーンリング

フロントダブル化で採用されたクランクとチェーンリングは、アメリカのホワイトインダストリーズという、ハブやクランクで有名なメーカーです。クランクやチェーンリングはアルミの削り出しで、無骨なものですが、それが逆にかっこよくて見入ってしまいます。

チェーンリングとクランクはセットになっていますが、個別に購入することもできます。

クランクはアルミ削り出しのポリッシュ仕上げで、眩しいほどの輝きです。

RIDEAからBROMPTON用のフロントメカ台座があります

BROMPTONは、フロントはシングルでフロントディレーラーを取り付けてフロントダブル化するようには設計されていません。フロントダブル化するには、まずフロントディレーラーを取り付けられるようにしないといけませんが、カスタムパーツで有名なRIDEA(リデア)からBROMPTON用にフロントディレーラーを取り付けるための台座がリリースされています。

RIDEAというとBROMPTONの他、小径車のカスタムパーツを数多く出しているのですが、そんなRIDEAがフロントディレーラー台座を出しているということは前からBROMPTONのフロントダブル化のニーズはあったということが伺えます。

フロントダブル化しても問題なく折りたためるBROMPTON

フロントダブル化して、問題となるのは2つあります。
一つはフロントディレーラーのシフトの取り付け位置。もう一つはフロントダブル化して折りたためるのか?ということです。1つ目の問題のフロントシフトは、他の変速シフターに依存するというのが答えになります。それは、BROMPTONが6速だった場合、外装変速機と内装変速機の2つのシフターがハンドルについていることになります。それに加えてフロントディレーラーのシフターを取り付けることになりますので、ハンドル部分がシフターでごちゃごちゃになりがちになります。本記事で紹介しているカスタム動画でも、フロントシフターはハンドル中央部になんとか取り付けているといった感じで、うまいこと取り付けるのは今でも課題のようです。

そして2つ目の問題、フロントダブル化しても折りたためるか?という問題は、結論から言いますと問題なく折りたためます。折りたたむ時の注意点も特になく、チェーンがどのギアに入っていても問題なく折りたためる様子がYouTubeから確認することができます。
フロントチェーンリング部分のチェーンは若干斜めにずれていますが、チェーンが完全に外れることはなく、BROMPTONを展開した時にチェーンのハマり具合が悪い場合でもクランクを半周回すことでチェーンを問題なく再度はめることができるようになっています。

フロントダブル化のカスタム時期は?

フロントダブル化のカスタムの実施時期については、現在まだ未定です。ですが、現在細かいカスタムから進めていっていて、

  • ステムキャッチャー カスタム済み
  • ヒンジクランプ カスタム済み
  • シートポストクランプ カスタム済み
  • キックスタンド カスタム済み
  • イージーホイール
  • フロントキャリアブロック
  • Lタイプフロントフック

一部すでにカスタム済みのものもありますが、こういったカスタムを進めています。
細かいカスタムパーツとはいっても、BROMPTON用のカスタムパーツは一つ一つがそこそこの値段がしまして、私のお財布にボディブローのようにダメージを与えてきます。なので、一気にカスタムするのはフロントダブル化まで待って、それまではコツコツとカスタムを進めていこうと考えています。

チタンプレートと樹脂素材で構成された軽量ステムキャッチャー。ボルトもチタンを使用。チタンのバネ特性を活かしてステムをガッチリホールドし、輪行時にハンドルがグラグラするのを防ぎます。またその保持力が衰えにくい特徴があります。純正パーツと比べ半分以上も軽量で、どのボディカラーにも合うよう最適な3色から選べます。純正パーツの保持力では満足できない方や、交換時期の方にぜひお買い求めいただきたい一品です。カラー:ブラック/シルバー/ゴールド重量:12.2g(純正パーツ:27.7g)


人気アイテム☆デザインが新しくなり登場!BROMPTON用シートクランプのリア固定フック付きモデルです。開け閉めのしやすさはそのままに、軽量化を実現しました。リア固定フックもシートクランプと同色でワンポイントのアクセントにも最適です。カラーは4色からお選びください。


BROMPTONフレームの前にある専用マウントに取り付けてフロントバッグなどを取り付けるためのアダプタです。上部、ボタンでロック解除が出来ます。アルミの一体成型により構成されるパーツ点数が少なくい為、軽量に仕上がっております。取り付けには六角レンチ(3mm)が必要です。重量:49g耐荷重量:5kg※製造ロットによってボルトの取り付け部分のデザインが異なります(最後の写真2枚)


TAKE FREE !自転車生活を楽しく !quarterly free paper !株式会社ピクニック社発行の季刊誌サイクルを、通販ご利用のお客様へ無料でお届け!-----------------------------------------------------------※季刊誌サイクル のみの発送は行っておりません (単品でのご注文は自動キャンセル致します)-----------------------------------------------------------ご希望の方は、商品ご注文時にポチっと買い物カゴヘ追加をして下さい☆※数が無くなり次第終了となります

あと、考えておかないといけないのは、2021年現在新型コロナの影響で原油高による輸送費の高騰、需要増による供給の不安定化、それによる納期の遅れを頭に入れておかないといけません。
特に世界的には原材料の高騰による価格の上昇、これは避けられない問題になりそうです。今、店舗で在庫しているものがなくなって新たに入荷待ちとなると納期が未定になるほか、価格も改定される可能性が高くなります。となると、先にパーツだけ購入して取り付けはLORO世田谷に持ち込んで取り付けてもらうなどの対応も必要になるかもしれません。
そこは、臨機応変に対応してカスタムパーツを確保しておこうと考えております。

関連記事

  1. Garmin EDGE 820J

    Garmin EDGE 820Jのソフトウェアアップデートの方法

  2. R250シューズカバープラス試用レビュー

    ワールドサイクルのR250シューズカバープラス試用レビュー

  3. ロードバイクの盗難対策におすすめペダルノート

    ロードバイクでサイクルウェアを何故着るのか

  4. インドアサイクリングZWIFTを始めるのに必要なもの

    インドアサイクリングZWIFTを始めるのに必要なもの

  5. インドアトレーニングにおすすめのサイクルトレーナー

    インドアトレーニングにおすすめのサイクルトレーナー

  6. 修善寺伊豆急下田-サイクルスポーツ聖地の旅コース

    修善寺伊豆急下田-サイクルスポーツ聖地の旅コース

  7. 都民の森ヒルクライム

    都民の森-ロードバイク乗り人気の峠

  8. サプリメントを活用してパフォーマンスアップ

    サプリメントを活用してパフォーマンスアップ

  9. 04-285wheelrimbest10-header

    BROMPTON(ブロンプトン)のプチカスタム小物編

特集記事

  1. ヒルクライム・エンデューロに向けたトレーニング方法 ヒルクライム・エンデューロに向けたトレーニング方法
  2. シーン別おすすめのヘッドライト シーン別おすすめのヘッドライト
  3. 短期間で鍛えるヒルクライム力-トレーニング編 短期間で鍛えるヒルクライム力-トレーニング
  4. ワールドサイクルのR250パーキングストッパー&チェーンフック試用レビュー ワールドサイクルのR250パーキングストッパー&チェーンフック試用レビュー
  5. 3つ目のボトルケージ ELITE VIPボトルケージクリップ ブルベの装備-ロードバイク初心者が辿り着いたブルベ用装備
  6. 01-aicache-roadbike ロードバイクとは
  7. ヘブンウィークブルベアイキャッチ AJ神奈川主催のヘブンウィークブルベ-イザベラ・バードBRM504
  8. バイクパッキングの入門にピッタリ-ワールドサイクルからR250サドルバッグ発売 バイクパッキングの入門にピッタリ-ワールドサイクルからR250サドルバッグ発売
  9. ペダリング時の筋肉の働きを理解して意識することで変わる ペダリング時の筋肉の働きを理解して意識する
  10. ワールドサイクルのR250防水スマートライドポーチDX試用レビュー ワールドサイクルのR250防水スマートライドポーチDX試用レビュー

PICK UP記事

  1. シマノR8000新型アルテグラ徹底解剖 シマノR8000新型アルテグラ徹底解剖
  2. ロードバイクのおすすめヘルメットブランド ロードバイクのおすすめヘルメットブランド
  3. シマノR8000新型アルテグラ徹底解剖 シマノから新型アルテグラR8000系を発表
  4. ディスクロードバイクのメリットとは ロードバイク初心者に最低限必要な装備
  5. ワールドサイクルのR250フロントポーチラージ試用レビュー ワールドサイクルのR250フロントポーチラージ試用レビュー
  6. 東レがカーボンを値上げ来年モデルの価格に影響か フロントディレーラーの調整-ロードバイク初心者脱出メンテナンス
  7. 東レがカーボンを値上げ来年モデルの価格に影響か リアディレイラーの調整-ロードバイク初心者向けメンテナンス
  8. Garmin EDGE 820J Garmin EDGE 820Jアクティビティデータ表示項目の設定
  9. 宮澤崇史さんがお尻が痛くならない正しい乗車姿勢を解説 宮澤崇史さんがお尻が痛くならない正しい乗車姿勢を解説
  10. WordPressUpdraftPlusアイキャッチ WordPressを簡単にバックアップ&復元するUpdraftPlus

最近の記事

  1. 04-15roadbike-aicache
  2. 04-286brompton-aicache
  3. 04-115carbonwheelevolution-aicache
  4. 04-05spdsl-aicache640
  5. 04-150warmingupandrecovery-aicache
  6. 04-285wheelrimbest10-header

おすすめ記事

  1. ワールドサイクルのR250ドラム型フロントバッグ試用レビュー
  2. eneloopアイキャッチ
  3. AMP for WPプラグインでAMPエラー問題を解決
  4. ロードバイク乗車時の具体的な呼吸法とは何か
  5. ペダリングトレーニング最終奥義ハイパワーペダリング
  6. コスパだけじゃないジャイアントのTCRシリーズの真価とは
  7. 東京湾一周-一度はチャレンジしたいワンイチコース
  8. ディスクロードバイクのメリットとは
  9. 東レがカーボンを値上げ来年モデルの価格に影響か
  10. 04-150warmingupandrecovery-aicache
PAGE TOP