Last Updated 2021.12.25
シーン別のおすすめヘッドライト
現在のロードバイク用ヘッドライトのトレンドは乾電池を使用するものから、バッテリーを内蔵して充電して繰り返し使える充電式のヘッドライトが多数派になりつつあります。ショップでも充電式のヘッドライトが人気です。大手のサイクル用品店でもヘッドライトの販売量の6割から7割は充電式になっています。充電式のメリットは電池式に比べて明るく、コンパクトになることです。明るさが欲しいのなら充電式が良いでしょう。USBケーブルで充電できるので、昼間仕事をしながらPCで充電して、夜の帰宅ライドに備えるという使い方もできます。モバイルバッテリーを持っていれば出先で充電が切れても急速充電することもできます。モバイルバッテリーを活用することで充電式ヘッドライトのデメリットを消すことができます。
都会の通勤
帰宅時のライドで夜の都心を30分ほど走る。あまり大きく重いヘッドライトは付けたくないし、できるだけ安いものがいい。そんな人におすすめのとりあえずこれだけあれば十分というヘッドライトは何でしょうか。できるだけ明るいモデルをおすすめしますが、価格や重量との兼ね合いもあるので、なかなか難しいところです。キャットアイから出ているVOLT100XCやVOLT200は価格と明るさのバランスがよくおすすめです。他にはレザインなどもおすすめできます。
スピードが出る夜練
夜に郊外の走りやすい道でスピードを出してトレーニングする。そんなホビーレーサーに最適なヘッドライトは何でしょうか。通勤する時よりスピードが上がるので明るさは最低でも400ルーメン以上、できれば800ルーメンは欲しいところです。キャットアイのVOLTシリーズやレザインの600ルーメンなどがおすすめです。VLOT800なら50m以上先まで見えるので街灯がない道でもガンガン走ることができます。リアはキャットアイのラピッドミニや、減速時に自動で明るくなってくれるラピッドエックス2キネティックあたりがおすすめです。
ブルベやナイトロングライド
暗い田舎道や山道を夜通し走り続ける。そういうハードなブルベやロングライドをする人は、それに見合った高性能ライトが必要になります。キャットアイのVOLT1700であればローモードの200ルーメンで15時間も持つので、一晩なら余裕で使えます。また、ライトを複数付ける、電池式にして予備の電池を持っておく、という手もあります。充電式でも、別売りで交換用バッテリーが用意されているモデルもあるので、VOLT800やVOLT1700、これらの予備バッテリーを持って走れば安心です。雨の中でもガンガン走る人は完全防水をうたっているレザインの1300ルーメンモデルが安心です。ただ、今のヘッドライトは防水性に優れているものが多いので、あまり気にする必要はないかもしれません。
明るさと使い勝手のよいヘッドライト
オーライトと言うメーカーはご存知でしょうか。最近私も知ったのですが、最大ルーメンは1500ルーメンで配光パターンが調整されていて、上方向にはあまり照射されず、きちんと道路を照らしてくれる配光になっていてとても使いやすいライトです。IPX7の防水規格でほぼ完全防水といっても差し支えないでしょう。まだバッテリーインジケータを内蔵していてバッテリー残量を3段階でお知らせしてくれるという機能もついています。そして便利な特徴がUSBのタイプCを採用していて5000m/Ahの大容量バッテリーから他のデバイスに給電することもできます。つまりはモバイルバッテリーのような使い方もできるのです。これだけの機能と性能で価格が約10000円というのはかなり安いのではないかと思います。
ロードバイクにマッチする秀逸なデザイン
ルックスが魅力的なのはアデプトというメーカーです。他のメーカーではあまり見られないアルミ削り出しのボディで、シンプルでスタイリッシュです。ハンドルの中心に装着できるので、ロードバイクのスマートなシルエットを壊しません。クラシカルなスチールバイクにも似合います。シルバーの他にレッド、ブルー、ブラックなどがあり、バイクに合わせて選べます。同様のデザインでリア用もあります。