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ろんぐらいだぁす!に見るブルベ用ヘッドライトの考え方を徹底解説

Last Updated 2021.01.30

ろんぐらいだぁす!11話の新垣葵のヘッドライトマニアぶりを考察

ろんぐらいだぁすに見るブルベ用ヘッドライトの考え方を徹底解説
ろんぐらいだぁす!の11話で、普段引っ込み思案な新垣 葵がナイトランの練習ということで気合入れてヘッドライトてんこ盛りで登場したのを覚えているでしょうか?
仲間からは光害と呼ばれくよくよしていたわけですが、実際のところ新垣 葵のようにあんなにヘッドライトって必要なの?という疑問に対して、私なりの解釈で作者が11話で伝えたかった事を解説していきたいと思います。

ロードバイクのヘッドライトってどのくらいの明るさが必要か

ロードバイクを初めて買った時に合わせて買うパーツとして、ヘッドライトとテールライトがあると思います。
ロードバイクは昼間乗るのがメインだからと、とりあえず付けておこうというノリで安くて明るさもそんなに明るくない(50~100ルーメン位)のヘッドライトをちょこんと付ける程度で済ます方が大半だと思います。

街灯で明るい都会の道路を走る時はそれでも問題にならない場合が多いのですが、長距離ツーリング・オーバーナイトランやブルベ等で夜通し走る、しかも田舎や郊外の街灯の無い暗い道路を走行した経験がある人は、まず最初にヘッドライトの明るさに不満を持つことになると思います。

LED技術の発達と充電池の小型化・大容量化で、最近ではオートバイ並の明るさで照らせるLEDヘッドライトが各社から出ていて、ヘッドライトの選択肢はかなり増えました。では、実際にはどのくらいの明るさのヘッドライトを選べばいいのでしょうか。

個人的な見解ですが、夜通し走るようなサイクリングを安全に楽しむのであれば、最低でも200ルーメン以上の明るさが出せるヘッドライトは必要だと考えています。しかもオーバーナイトランを想定するなら、日没から夜明けまで200ルーメン以上の明るさを照射できる持続性が必要になってきます。

新垣 葵のヘッドライト装備はやりすぎなのか?

新垣 葵のロードバイクに装備されたヘッドライトですが、放映映像を見た限りだとハンドル左右に2つ、エクステンションバーを増設してさらに左右に2つ、フロントフォークの先端にエクステンションバーを付けて1つ、ヘルメットに1つの合計6つ程度同時に照射していました。
さすがに6つ同時照射はやりすぎですが、実際600kmや1200kmのブルベのような長距離サイクリングでは3つ、4つヘッドライトをハンドル周りに装着しているライダーは結構いたります。Googleの画像検索で「ブルベ 装備 ヘッドライト」というキーワードで検索すると、変態的な取り付け方で4つも5つもヘッドライトをハンドル周りに付けた写真がヒットしたりします。

実際のヘッドライトの使い方としては、200ルーメン位の明るさでヘッドライトを1つか2つ点灯させて、残りは温存またはモバイルバッテリー等で充電しながら走ります。乾電池式のヘッドライトの場合はサドルバッグ等に交換用の充電池を持って走ります。充電池がカートリッジ式で交換可能なLEDヘッドライトでしたら、満充電したカートリッジバッテリーを持って走るという場合もあります。

ヘッドライトを複数持つ本当の目的は、ヘッドライトの充電が切れたらローテーションして夜通しもしくは泊りがけでも夜の明かりを切らさない点にあります。

オーバーナイトランを想定したヘッドライトの選び方

前述したように、夜にロードバイクで安全に走行する基準として200ルーメン位の明るさは必要としました。
ヘッドライトの明るさが200ルーメンで十分なら最大200ルーメンのヘッドライトで十分かというと、今度は持続時間の問題が出てきます。

大半のヘッドライトは最大光量を謳い文句に販売していますが、そのほとんどは最大光量時には持続時間を犠牲にしています。例えば最大200ルーメンの明るさが出せるヘッドライトは大抵持続時間は1.5時間から3時間位で充電が切れる仕様になっています。これでは、オーバーナイトランをする時には最低でも3つは必要になってくる計算になります。安全に走行するために200ルーメンモード2つ照射するとしたら、ローテーション含めて6つ位必要になってきます。これは非効率的ですよね。

ヘッドライトは明るさと持続時間で選ぶ

例として下記CatEye(キャットアイ)のヘッドライトで比較したいと思います。

CATEYE(キャットアイ)VOLT 400・VOLT 800・VOLT 1700

VOLT 400 VOLT 800 VOLT 1700
ハイモード 400ルーメン:3時間 800ルーメン:2時間 1700ルーメン:2時間
ミドルモード 100ルーメン:8時間 400ルーメン:3.5時間 500ルーメン:5時間
ローモード 50ルーメン:18時間 200ルーメン:8時間 200ルーメン:15時間

上記のヘッドライトの比較表を見ておわかりいただけるでしょうか。
ハイモードは明るい代わりに持続時間が短くて、とてもオーバーナイトランには使えないのです。
そしてハイスペックなVOLT 800やVOLT 1700のローモードを見てもらうと、200ルーメンと必要十分な明るさでも持続時間が8時間と15時間とオーバーナイトランでも十分な持続時間があるのです。
これが長距離サイクリングやブルベ等でオーバーナイトで走る人達が、ハイスペックなヘッドライトを選ぶ本当の理由です。

実際にロードバイクにヘッドライトを取り付けるとどうなるか

GIANTジャイアントヘッドライト1
GIANTジャイアントヘッドライト2
私のロードバイクのヘッドライトの写真です。
CATEYEのVOLT 800とVOLT 400を左右に取り付けています。
VOLT 400を付けているのは最初にロードバイクを買った時に合わせて買ったもので、本当ならもう一つVOLT 800を買い足してVOLT 800の2灯体制でローテーションして使うのが理想です。おそらく今後VOLT 800を買い足す事になると思います。

ヘッドライトをハンドル下に取り付けているのは、ハンドル上部をスッキリさせて実際ブルベに参加する時に、ハンドル上部周辺にキューシートと呼ばれるルートの案内図を取り付けることを想定しています。
私のロードバイクのヘッドライトの装備は、ブルベ熟練者や長距離サイクリストからしたらまだまだ装備不足だと思われると思います。私も200kmブルベ完走の装備としてこれが最低限、300kmに参加するとしたらVOLT 800はもう一つ必要になるだろうと考えています。

ろんぐらいだぁすの新垣 葵のようにヘッドライトてんこ盛りになるのは、オーバーナイトランや長距離ツーリング、ブルベに参加するとなると必然的にヘッドライトが増えていくというのは理解いただけたでしょうか。

ろんぐらいだぁすの作者三宅さんが11話で伝えたかったのは、こういう事なんじゃないかということを記事にしましたが参考になったでしょうか。

ロードバイクのヘッドライトの選び方で迷ったら、この記事を参考にしてみてください。

ブルベに参加するためにコツコツ必要なロードバイク用品を準備してきましたが、ようやくブルベにチャンレンジするために必要であろう装備が整ったので本記事で紹介したいと思います。ブルベに出たいと思っている方は参考にしてみてください。

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