Last Updated 2020.12.24
カーマーのヘルメットにフラッグシップモデル登場
アジア人の頭の形をリサーチしてアジア人の頭の形にマッチしてキノコ頭にならないヘルメットとして人気のあるカーマー(Karmor)からフィット感と通気性を向上させたフラッグシップモデルのDITRO(ディトロ)が登場しました。
DITROの特徴
ディトロのヘルメットはエントリーモデルのアスマ(Asma)よりも時速50kmでの走行時で約20%の通気性向上を実現しました。この通気性を向上させた通気孔はSuperior Air Systemと呼ばれています。
後頭部の通気孔も多くなり、より排熱性を向上させています。
オプションのエアロカバーでより空気抵抗を低減
ディトロにはオプションでエアロカバーの設定があり、このエアロカバーを装着することによって、より空気抵抗を低減させてレースで使用するような場面で活躍します。
また、悪天候時や寒い日のライドでも通気孔から雨が入ってこなくなったり、冷たい風が入ってこなくなったりと日常に使用でも有用性があります。
注意したいのはUCIやJCFの公認レース、JCF競技規則に準じる大会ではエアロカバーは使用できません。
ヘルメット内部構造
ヘルメット内部の構造は丈夫なアウターシェルと衝撃吸収をする発泡フォームインナーシェルを融着した「In-Mold」構造をとっています。厳格な安全規格で知られている欧州のCE EN1078規格をクリアするプロテクション性を実現しています。
それと同時に高強度の発泡フォームを使用することで安全性を損なうことなく側頭部の厚みは抑えられていて、被った時にキノコ頭のような見た目になりづらく作られています。
フィッティングシステム
フィッティングシステムにはサイクリングシューズでも使用されている「BOA」ダイヤルクロージャーシステムを採用。素早く細かくフィット感を調整することができるようになっています。
ストラップは強度を維持しながらも中央部の繊維を間引いた軽量ストラップで、顎とストラップが接する場所にはエンボス加工でブランドロゴがマーキングされたマイクロファイバー製のカバーが付属します。
インナーパッドは面積を最小限とすることで、吸汗性を確保しながら通気性の向上も実現しています。
サイズは2種類展開
サイズは先行で販売されているアスマ(Asma)とフェロックス(Ferox)と同じでS/M(55cm~58cm)とL(59cm~60cm)の2サイズを展開しています。S/Mサイズの実測重量はエアロカバー無しで241g、エアロカバー装着状態で268gとなっています。
カラーは実業団チームのシマノレーシングが使用するブラック/ブルーとホワイトの2種類をラインナップしています。
カーマー DITRO
安全基準:CE EN1078 JCF公認
カラー:ブラック/ブルー ホワイト
サイズ:S/M(55cm~58cm) L(59cm~60cm)
重量:(S/M)241g エアロカバー有り268g
価格:20,000円
DITRO用エアロカバー:S/M用とL用
価格:2,000円
- お問い合わせ
- シマノ:http://cycle.shimano.co.jp/