注目の記事 PICK UP

ロードバイクのコンポーネント

ロードバイクのコンポーネント

ロードバイクや自転車等で良くコンポーネントと呼ばれることがありますが、このコンポーネントとはロードバイクを構成する部品のひとまとまりの呼び方です。コンポとも呼ばれます。コンポーネントという呼び方はシマノが始まりでヨーロッパのカンパニョーロはグループセットという呼び方をしています。コンポーネントはロードバイクの主に駆動に関係する部品をまとめていて以下の部品のことを指します。

  • クランクセット(チェーンリング)
  • ブレーキレバー(シフトレバー)
  • 前後ブレーキ
  • フロントディレーラー(フロント変速機)
  • リアディレーラー(リア変速機)
  • リアスプロケット(リア変速ギア)
  • ボトムブラケット
  • ハブ

上記の部品をまとめてコンポーネントと呼んでいます。
このコンポーネントという部品のセット販売を始めたのがシマノで、それから各メーカーも対抗するように自社の製品をシリーズ化して販売するようになりました。
コンポーネントセットにはグレードがあり、各社のコンポーネントにはグレードにより耐久性や軽量性で差をつけて販売しています。
一般的にグレードが高いものほど、高耐久・軽量化されていてそれにより価格差が設定されています。

シマノ(Shimano)

シマノのコンポーネント
シマノは釣具でも有名な日本のメーカーです。1980年代マウンテンバイクの進歩により頭角を表すようになりSTIレバーの開発により一気にシェアは拡大。現在では世界中で使用されるメーカーになりました。
マウンテンバイクのコンポーネントではほぼ独占状態にあり、ロードバイクにおいても1990年代頃からはロードバイク市場にも進出。
当時独占状態だったカンパニョーロと競合するようになりSTIレバーのロードバイクへの転用により一気にシェアを拡大し日本国内では現在カンパニョーロを追い越しトップの座にいます。
さらに高品質で低価格等の理由で各自転車メーカーの完成車の多くはシマノのコンポーネントを採用していることが多いです。

シマノのコンポーネントのグレード

  • デュラエース(DURAACE)
  • アルテグラ(ULTEGRA)
  • 105
  • ティアグラ(TIAGRA)
  • ソラ(SORA)
  • クラリス(Claris)

主に上記のグレードがあります。
一般的に105から上位のグレードはレース用途でも使用できるモデルでティアグラ以下はタウンユース用途として区別されています。
その他にも105以上のグレードはリア11速でグレードでの互換性があり、105のコンポーネントを使用していると後からアルテグラやデュラエースへのグレードアップもできるなど、ロードバイクをカスタムする楽しみもあります。
ティアグラ以下のグレードはリアスプロケットが10速・9速・8速等で変わっておりグレードの互換性がないため、グレードアップするときは基本コンポーネント一式を変える必要があります。
ヨーロッパの有名なロードバイクメーカーのエントリーモデルではコストを抑えるためにティアグラやソラを採用しているモデルも多く、後からコンポーネントをグレードアップする可能性がある場合は注意が必要です。
また、105のコンポーネントを採用していてもブレーキやフロントのクランクが他社製だったりシマノ下位グレードを採用してコストを抑えているロードバイクもあります。購入を検討する際にはコンポーネントが統一されているか、それとも一部他社製を採用しているかカタログやショップで確認することをおすすめします。
私見ですがロードバイクを購入する際には105以上のグレードのコンポーネントを採用しているモデルをお勧めします。理由は先程書いたように後からグレードアップ等を考えることがあったとしても上位グレードと互換性があるため、一気にグレードアップする必要がなく少しづつパーツを揃えてグレードアップしていけます。
グレードアップを考えていなくてもロードバイクが楽しくなってたくさん乗るようになると、リアが11速ならレースもヒルクライムも長距離もそれこそ私が目標にしているブルベ完走も不自由なく使えますので長い目で見て損はないと思います。

カンパニョーロ(Campagnolo)

カンパニョーロのコンポーネント
カンパニョーロはイタリアの自転車部品メーカーです。日本ではカンパと略されることが多いです。
ヨーロッパは自転車の本場なので昔のツールドフランス等プロのロードレーサーが参加するレースではカンパニョーロのコンポーネントが独占状態だった時期もありました。
ロードバイクにおいては絶対に欠かせないメーカーで日本でもカンパ信者と呼ばれるくらい有名で、カンパニョーロのコンポーネントの最上級グレードであるスーパーレコードは憧れの存在でもあります。
カンパニョーロのコンポーネントはシマノに比べて高価であり、ロードバイクの各メーカーでも完成車で採用しているのはミドルグレード以上であることが多いです。
シマノが質実剛健とするならカンパニョーロは美しさで対抗するといった感じがあり、プロロードレースの世界でも実績があるため日本でもカンパニョーロ愛好者は多いです。

カンパニョーロのコンポーネントのグレード

  • スーパーレコード(Super Record)
  • レコード(Record)
  • コーラス(Chorus)
  • ポテンツァ(Potenza)
  • ケンタウル(Centaur)
  • ベローチェ(Veloce)

主に上記のグレードがあります。
カンパニョーロの場合ベローチェとケンタウルが10速でポテンツァ以上は11速のラインナップになっています。
しかし価格面でいうとベローチェグレードでシマノの105並の価格で、ポテンツァで11速仕様にしようとするとシマノのアルテグラ一式買っても数万円おつりがきちゃう。それくらいの価格差があります。
金銭面で余裕がある方やロードバイクをカスタムして綺麗に乗りたい方等はカンパニョーロをお勧めしますが、ブルベ等長距離乗ってロードバイクを酷使する方はシマノのコンポーネントの方が何か出先でトラブルがあった際も近くにショップがあれば対応してくれる可能性が高いのでシマノをお勧めします。

スラム(SRAM)

スラムのコンポーネント
スラムはアメリカの自転車メーカーでロードバイクの世界では一番新しいメーカーです。主にマウンテンバイク用の部品を展開していましたが2007年からロードバイク向けのコンポーネントも展開するようになりました。
スラムのシフトチェンジ機構は特殊でシマノSTIレバーの手前のレバーを2段階クリックすることでギアのアップダウンができる機構になっています。スラムの特徴としてはシマノやカンパニョーロに対抗するため軽量性を謳っています。
雑誌等に登場する某ヒルクライマーはロードバイク重量を極限まで軽くするためにスラムのREDという最上級グレードのコンポーネントを使用していたりします。
スラムはシマノやカンパニョーロに比べ後発のため世界的にみてもシェアは少なく日本でも使用率はかなり低いと思います。

スラムのコンポーネントのグレード

  • レッド(RED)
  • フォース(FORCE)
  • ライバル(RIVAL)
  • アペックス(APEX)

主に上記のグレードがあります。
スラムのコンポーネントは各メーカーでも完成車で採用しているモデルは少なく、まだシマノやカンパニョーロに比べると普及しているとは言い難いです。
しかし、最近スラムは最上位のREDで電動シフトを有線では無く無線でシフトチェンジできる機構を発表して注目を浴びています。
日本でのスラムユーザーはまだ少ないので自身のロードバイクに個性を持たせたいならスラムはありかもしれません。

以上がロードバイクのコンポーネントの3大メーカーの特徴でした。
ロードバイクを購入する際に少しでも参考になれば幸いです。

関連記事

  1. スペシャライズドのプレミアムフィッティング販売システム

    スペシャライズドのプレミアムフィッティング販売システム

  2. コスパだけじゃないジャイアントのTCRシリーズの真価とは

    コスパだけじゃないジャイアントのTCRシリーズの真価

  3. ロードバイクのホイールアイキャッチ

    ロードバイクのホイール

  4. ピナレロ2018年ニューモデル発表会-GANシリーズ

    ピナレロ2018年ニューモデル発表会-GANシリーズ

  5. ロードバイク乗車時の具体的な呼吸法とは何か

    おすすめロードバイクプロショップ-多摩川サイクリングロード周辺

  6. 2017年予算20万円のロードバイクアイキャッチ

    2017年版予算20万円で買えるロードバイク

  7. 女性のためのロードバイクの選び方

    女性におすすめのロードバイクブランド

  8. ロードバイクとは何かアイキャッチ

    ロードバイクとは

  9. 2018年版予算20万円で買えるロードバイク

    2018年版予算20万円で買えるロードバイク

特集記事

  1. ワールドサイクルのR250サイクル反射ベスト試用レビュー ワールドサイクルのR250サイクル反射ベスト試用レビュー
  2. Garmin EDGE 820J Garmin EDGE 820Jの設定方法のまとめ
  3. 3つ目のボトルケージ ELITE VIPボトルケージクリップ ブルベの装備-ロードバイク初心者が辿り着いたブルベ用装備
  4. TCDのテーマのメリットとデメリット TCDのテーマのメリットとデメリット
  5. ロードバイクトレーニングの基礎の基礎 ロードバイクトレーニングの基礎の基礎
  6. コスパだけじゃないジャイアントのTCRシリーズの真価とは コスパだけじゃないジャイアントのTCRシリーズの真価
  7. バイクパッキング大型サドルバッグアイキャッチ バイクパッキング大型サドルバッグの選び方
  8. Garmin EDGE 820J Garmin EDGE 820Jでバッテリー消費を抑える設定
  9. ロードバイクのホイールアイキャッチ ロードバイクのホイール
  10. Let's Encryptアイキャッチ Let’s Encrypt-無料SSLサーバー証明書をSSL BOX…

PICK UP記事

  1. ロードバイクにおすすめの小さめなサドルバッグ10選 ロードバイクにおすすめの小さめなサドルバッグ10選
  2. CATEYE VOLT 800アイキャッチ ロードバイクのヘッドライトにVOLT 800をおすすめする理由
  3. ブルベエントリー情報一覧6月開催アイキャッチ ブルベエントリー情報一覧7月開催
  4. 消耗品の交換時期を見極める 消耗品の交換時期を見極める-ワイヤー編
  5. ブルベでの補給と休憩の仕方を考える ブルベでの補給と休憩の仕方を考える
  6. ロードバイクの平均時速30kmに壁を突破する方法 ロードバイク平均時速30kmの壁を突破する方法
  7. ろんぐらいだぁす!サイクルジャージアイキャッチ ろんぐらいだぁす!のジャージが予約受付中
  8. ワールドサイクルのR250防水スマートライドポーチDX試用レビュー ワールドサイクルのR250防水スマートライドポーチDX試用レビュー
  9. 都民の森ヒルクライム 都民の森-ロードバイク乗り人気の峠
  10. 携帯ポンプ一挙徹底比較 携帯ポンプ一挙徹底比較

おすすめ記事

  1. ワールドサイクルのR250パーキングストッパー&チェーンフック試用レビュー
  2. 宮澤崇史さんがお尻が痛くならない正しい乗車姿勢を解説
  3. TCD IZM WordPressのテーマアイキャッチ
  4. ピナレロ2018年ニューモデルモデル発表会-DOGMAF10
  5. ワールドサイクルのR250ツールケーススリムロングタイプ試用レビュー
  6. ワールドサイクルのR250サイクル反射ベスト試用レビュー
  7. ロードバイク用度付き対応のスポーツアイウェア
  8. Garmin EDGE 820J
  9. ロードバイク乗りと相性の良いおすすめクレジットカード
  10. 東レがカーボンを値上げ来年モデルの価格に影響か

Twitter

最近の記事

  1. 女性が参加しやすく楽しめるサイクルイベントシクロクエスト
  2. ブルベエントリー情報一覧
  3. ブルベエントリー情報一覧
  4. ブルベエントリー情報一覧
  5. ブルベエントリー情報一覧
  6. ブルベエントリー情報一覧
  7. ブルベエントリー情報一覧
  8. ブルベエントリー情報一覧
  9. ブルベエントリー情報一覧
  10. 2018年版予算20万円で買えるロードバイク

人気記事

  1. 登録されている記事はございません。
PAGE TOP
Translate »