Last Updated 2021.01.19
ロードバイクをカスタムして自分だけの個性を
ロードバイクのカスタムというと軽量化であったり、コンポーネントの機能面であったりと実用性重視のカスタムの傾向が多いと思います。そこであえて軽量化や機能面のアップデートではなくカラーパーツに変えることで自分だけのオリジナルのロードバイクに仕上げてみるのはどうでしょうか。ロードバイクの見た目ががらりと変わり、ますます自分のロードバイクに愛着が湧くと思います。
写真に収めたくなるようなカスタム
ロードバイクの配色を考える時にどこに視点を置くかを考えるとバランスを取りやすくなります。写真に収める等離れた場所から見る時と、乗車中に視界に入る部分に分かれます。ツイッターやインスタグラム等のSNSに写真をアップする場合は離れた場所から見た時にバランスの取れた配色にしたカスタムにするのがおすすめです。
カラーはブランドロゴと合わせるのが基本
カラーのカスタムパーツは自分の好きな色でカスタムしたいところですが、トータルのバランスを考えた場合、フレームにプリントされているロードバイクのブランドロゴと同じ配色にすると全体のバランスを取りやすくなります。また、カラーリングも3種類程度の色数に収めるとセンスよくまとめることができます。
色相環を意識した配色にする
出典:Wikipedia:色相(マンセル色相環)
上図は色相環といい、色の繋がりを円環にして並べて表したものです。隣り合っている色など距離が近い色を類似色、向かい合った反対側にある色を補色と呼びます。補色の関係にある色使いは相性が良いとされています。この色相に明度と彩度を組み合わせたものを色の3属性といいます。この色相環を意識して補色の関係にある色使いにしたり類似色を使用して統一感をだしたりしてカスタムすると全体の統一感を出しやすくなります。
色の種類も3種類以内にすることを意識するとまとまりやすくなります。3種類以上使用すると賑やかになりすぎて統一感も薄まってしまい、まとまり感のない配色になってしまいがちです。多くのロードバイクはフレームのカラーにブランドカラーの2色を使用していますので、そこにもう1色相性の良い色を組み合わせることで、完成車のイメージから大きくイメージチェンジしやすくなります。
バーテープ
カラーリングで個性を出すカスタムとして、一番個性を出しやすいのがバーテープでしょう。バーテープのカラーを変える事でロードバイク全体のイメージを大きく変える事ができます。バーテープはカラーの他に機能面でも様々なものがリリースされており、ハンドルを握った時の握り心地がかなり変わりますので色々試してみて自分にあった握りやすいバーテープを選ぶと良いと思います。
クイックリリース
クイックリリースはホイールを交換した時に付属してくるメーカーロゴが入ったものであったり、あえてサードパーティブランドのクイックリリースにすることで個性を出せるパーツです。また、交換が容易なこともあり意外に拘りを持ってサードパーティ製のクイックリリースを使用している方も多いのではないでしょうか。ホイールを交換した時に付属するブランド純正のクイックリリースもブランドステータスがあり人気ですが、サードパーティ製のクイックリリースも多くのカラーバリエーションがあり使いやすさも考えられたものが数多くリリースされています。
ブラケットフード
ブラケットフードもシマノの105やアルテグラと互換性のあるサードパーティ製の製品がリリースされています。ブラケットフードは握り心地が大切ですが、サードパーティ製のブラケットフードはハード・ソフトの2種類を用意して握った時のタッチも考えられてリリースしています。雨天時でも水が染み込まず滑りにくい素材を使用していて雨天時でも安心してブラケットポジションで乗る事ができます。
バーエンドキャップ
バーテープを交換すると付属してくるので、あまり意識することはありませんがバーエンドキャップのカラーを変えることでちょっとしたアクセントを付ける事ができます。サードパーティ製のバーエンドキャップはカラーアルマイト加工されたアルミプレートを使用していることもあり耐久性が高いものもあります。逆に柔らかい素材を使用してバーエンド部をしっかりカバーするようなキャップもあります。
ステムキャップ
ハンドル周りにちょっとしたカラーアクセントを付けるのにおすすめなのがステムキャップです。ステム径はメーカー独自の規格が使用されているメーカーもありますが、ステム径が合えばサードパーティ製のステムキャップでちょっとしたカラーアクセントを付けることができます。一般的な1-1/8径のステム径であればサードパーティ製のステムキャップに交換することができます。
カスタムパーツは他にもあります
カラーリングを変えるパーツは他にはハブやボトムブラケット、サドル等もありますが、これらのパーツは乗り心地やフィッティング、駆動に関係してくるパーツの為にカラーリングだけで交換するのはリスクがあります。中には高性能でカラーリングのバリエーションもあるメーカーもありますが、信頼できるメーカーかどうか調べてから交換することをおすすめします。また、プロショップの方におすすめのメーカーを聞いてみるのも一つの方法だと思います。