Last Updated 2017.04.24
東レが炭素繊維の値上げを発表
カーボン(炭素繊維)で世界的なシェアを持つ東レが、2017年の7月から5%~10%の値上げをすると発表しました。
ロードバイクの世界における東レのカーボンのシェアは70%ととも言われており、今回の値上げで、来年モデルのロードバイクのカーボンモデルは軒並み値上げラッシュになりそうです。
2018年3月までに20%の値上げ予定
東レのカーボン素材の値上げは7月出荷分から5%~10%を予定されていますが、最終的には2018年3月までに合計で20%の値上げを予定しているそうです。
そうなると、単純に現在20万円のカーボンのロードバイクの価格は24万円になるということで、ブランドよってはカーボン素材のグレードを下げて価格を抑えたり、単純に値上げをしたりと少なからずロードバイク市場は混乱するかもしれません。
カーボンロードバイクを買うなら今年が狙い目?
ロードバイク市場は2017年モデルは2016年モデルと比較すると、価格を据え置きでカーボンの素材のグレードをアップしたり、メーカーによっては為替の影響もあってか定価を下げたメーカーもあり、ロードバイクの購入を検討している方は早めの決断で2017年モデルを購入したほうがいいかもしれません。
2017年モデルが無理なら2019年まで待つのもありか
為替の影響も考慮しないといけませんが、2017年モデルのロードバイクの購入が間に合わないならば、2018年モデルは様子を見て2019年まで貯金をしてロードバイク購入を見送るのも一つの選択肢です。
私も今乗っているロードバイクは2016年モデルですが、2019年に買い替えを考えていて、その理由はシマノのアルテグラのコンポーネントが2019年頃にはモデルチェンジしているだろうと考えているからです。
シマノのコンポーネントがモデルチェンジしたタイミングでロードバイクを買うというのも一つの選択肢かなと思います。
ロードバイクの来年モデルは夏過ぎに発表
ロードバイクは来季モデルの発表は大体前年の夏頃で、ショップで予約を受付開始するのが秋から初冬にかけてです。
2018年モデルの発表は2017年の8月頃からということになります。
ロードバイクの購入を検討している方は2017年の8月頃にロードバイク各メディアをチェックしてみてください。
2018年モデルの価格を見て2017年の型落ちを狙う
ロードバイクの購入を検討している方は、2017年の夏頃から発表される2018年モデルの価格を見てから、予算に合わないようならば2018年に入ってから2017年の型落ちモデルを購入するというのも一つの方法です。
年明け直後あたりならば、ショップによっては店頭展示していた車両や店頭在庫が残っていて10%~20%割引で在庫処分しようとしているショップは結構あります。
そういった型落ちで割引されたロードバイクを狙うのも良いでしょう。
ただし、きちんと自分の体格にあったサイズかフィッティングしてから購入することに注意してください。
これからロードバイクを購入しようと思っている方は参考にしてください。