Last Updated 2020.12.22
9070系と6870系Di2コンポにシンクロシフト機能実装へ
シマノのロードバイク用コンポーネントのデュラエースDi2 9070系とアルテグラDi2 6870系で、最新コンポーネントの9150系デュラエースDi2の目玉機能である「シンクロシフト」機能が実装されることが発表されました。
9150系デュラエースDi2 のシンクロシフト機能とは
シマノの最新コンポーネント9150系デュラエースに実装されているシンクロシフトは、リアの変速操作を行うだけでギア比に合わせてフロントのギアも自動で変速するとても便利な機能です。
ギア比の小さい組み合わせを自動で選び、リア11速とフロント2速を最大限活用できます。
今までは乗り手自身がリアとフロントを変速してなるべくケイデンスに変化が起こらないように変速していた変速操作をコンポーネントが自動で最適なギア比に変速してくれるといういわば「オートマチック変速」な機能です。
ライダーは変速の時にギア比に意識を集中する必要がなくなり、ライディングに集中できるのでレース等では大きなアドバンテージになることでしょう。
9070系デュラエースと6870系アルテグラにシンクロシフト対応するには
旧モデル9070系デュラエースDi2と6870系アルテグラDi2にシンクロシフト機能を実装するには、内装のバッテリーを最新モデルのBT-DN110、外装バッテリーの場合はBM-DN100が必要になります。
旧型のSM-BMR1・SM-BMR2・SM-BTR2モデルを使用している場合はファームウェアをアップデートしても、シンクロシフト設定は機能しません。注意してください。
ファームウェアのアップデートにはパソコンとDi2のジャンクションを、バッテリーチャージャー(SM-BCR2)で接続して、シマノのアプリケーション「Eチューブプロジェクト」を起動し指示に従ってソフトウェアをアップデートします。ワイヤレスユニットがロードバイク側に実装してあればタブレットPCやスマートフォンからも設定できます。
9070系デュラエースや6870系アルテグラユーザーには朗報
9070系デュラエースDi2や6870系アルテグラDi2ユーザーには嬉しいニュースではないでしょうか。
シンクロシフト機能が欲しくて9150系デュラエースの購入を検討していた方は今使っているDi2コンポーネントで対応できるためファームウェアのアップデートでぜひシンクロシフトを体験しましょう。
個人的には9000系デュラエースのシルバーの輝きが綺麗で所有欲を満たすデザインなので、このデザインが気に入っているユーザーの方は歓喜じゃないでしょうか。
ファームウェアのアップデートにはある程度環境が必要そうなので、プロショップに依頼するのが良いかもしれません。
関東圏内にお住まいの方はYoutubeで有名なサイクルメンテナンスにお願いすればきっと対応してくれるでしょう。
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