Last Updated 2020.12.24
ヤビツ峠はロードバイク乗り人気の峠
昔は走り屋の聖地であったヤビツ峠ですが、最近では週末になると何十人とローディが集まる人気のヒルクライムスポットになったヤビツ峠を紹介します。
ルートは最寄り駅の小田急線の秦野駅から表ヤビツと呼ばれるヤビツ峠の秦野側から登り、橋本駅周辺を抜けて尾根幹線コースへ入って尾根幹線コースへの入り口の矢野口駅前ローソンまでのコースをRIDE WITH GPSでルートを引いてみました。
コースの特徴と見どころを紹介したいと思います。
小田急線秦野駅前
ヤビツ峠へアクセスするには小田急線を利用して秦野駅まで輪行するのがおすすめです。
自走で行く場合は都内からですと国道246号線をひたすら西へ走ることで秦野駅へ行くことができます。
ヤビツ峠の特徴
RIDE WITH GPS:表ヤビツ峠から尾根幹矢野口まで
ヤビツ峠は勾配が急な秦野側から登る表ヤビツと宮ヶ瀬湖側から勾配が緩やかだけど登る距離がある裏ヤビツの2通りの登り方があります。
主にヤビツ峠のヒルクライムのタイムトライアルの練習をする場合は秦野側から登る表ヤビツのことを指します。
ロードバイク初心者脱出するには表ヤビツをのんびりでもいいので登れるようになれば、ひとまずはロードバイク初心者は脱出したと言えるのではないでしょうか。
ヤビツ峠タイムトライアル
ヤビツ峠は富士ヒルクライムのコースプロフィールに似ていることから、ヒルクライムの練習として定期的にヤビツ峠のタイムトライアルの練習にくる人が多いようです。
中には女性もタイムアタックしている方もいるようで、ロードバイク初心者のヒルクライム登竜門としてチャレンジするのにピッタリな峠といえそうです。
ヤビツ峠のタイムトライアルスタート地点は人によって様々なようですが、信号がなくなるデイリーヤマザキ秦野藤棚店からタイムを計測するのが一般的なようです。
ヤビツ峠の山場
ヤビツ峠の山場となるのは蓑毛エリアと呼ばれる斜度9%の急坂です。
約1km程続く急坂ですがこれを登りきれれば、その先は緩やかな登りになり菜の花台駐車場で秦野の街が一望できる絶景ポイントに着くことができます。
菜の花台を越えるとつづら折れの山道をひたすら登ります。
ヤビツ峠頂上までは残り1/3程度の距離です。
ヤビツ峠頂上
ヤビツ峠頂上まで登りきれたらヤビツ峠頂上の看板と一緒に記念写真を撮りつつ休憩タイム。頂上では売店もあり糖分の補給や水分の補給もできます。
裏ヤビツ峠の下り
ヤビツ峠の宮ヶ瀬湖側、裏ヤビツは勾配約3%の下りが17km程続きます。
スピードと対向車に注意しつつ下っていきましょう。
途中の護摩屋敷の水では綺麗な湧水がでていますので、ここでボトルに水を補給しておきましょう。宮ヶ瀬湖付近まで補給ポイントが無いため水分はここで満タンにしておくことをおすすめします。
宮ヶ瀬湖付近
裏ヤビツ峠を下りきると宮ヶ瀬湖へ着きます。
宮ヶ瀬ダムを見たり、宮ヶ瀬公園で休憩しつつ景色を眺めるのも良いと思います。
宮ヶ瀬では地場の野菜を使った天ぷら蕎麦やおむすびなど地元の食事を楽しむスポットがあります。ここで食事休憩をとるのも良いと思います。
オギノパンで休憩
宮ヶ瀬湖は景色だけ楽しむことにして少し進むとロードバイク乗りの間では有名なオギノパンがあります。
できたての丹沢あんぱんや揚げパンがおすすめです。
オギノパン
神奈川県相模原市緑区長竹2841
電話番号:042-780-8121
営業時間:9:30~18:30
尾根幹コースへ合流
オギノパンで補給と休憩したら尾根幹線コースへ合流です。
途中車通りが多い道路もあるため安全には注意しながら走行していきましょう。
尾根幹線の町田小山町側から尾根幹線コースに合流したらあとは矢野口までのんびり安全運転で走行していきましょう。
ヤビツ峠から尾根幹線矢野口までのコース
輪行袋を持っていて輪行ができるのであれば本記事のような電車の駅と駅を繋ぐルートでサイクリングを楽しむことができます。
今回のコースは全行程71km程と適度な距離で峠のヒルクライムもできてロングライドの地力も付けられるコースになっています。
輪行ができるようになると走る場所も広がりサイクリングの幅が広がります。
参考になったらぜひシェアしてください。