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SPD-SLシューズのクリート位置の調整をする

Last Updated 2020.12.22

SPD-SLシューズにしてクリートの位置を調整しました

SPD-SLクリート調整ヘッダ
以前の記事でSPDタイプのペダルとシューズからSPD-SLのシューズに替えました。

ロードバイクのビンディングペダルは最後は結局SPD-SLを選んでしまう
ロードバイクのビンディングペダルを何を選べばいいのか?私は最初からSPD-SLのペダルをおすすめします。ビンディング初心者でもSPD-SLペダルをおすすめする理由は何故か?にお答えします。

ロードバイクに乗り出すとビンディングペダルが気になると思います。
ビンディングペダルは各社出していますが私は最初シマノのSPDシステムのビンディングシステムを使っていましたが、結局SPD-SLシステムに行き着きました。
何故SPD-SLにしたのかは上記の記事を読んでもらうとして、SPD-SLシステムにして変わったのがクリートの取り付け位置の自由度の高さです。
今回はSPD-SLのクリート位置の調整について記事にしたいと思います。

SPD-SLシューズはFizik R5B UOMO

私の使っていたSPD用のシューズはオンロード用ではあったのですがSPD-SLと互換性がなかったため、SPD-SLペダルを購入と同時にシューズも購入しました。

フィジーク(FIZIK) R5B UOMO ロードシューズ ブラック 43 (0306890007)
フィジーク(FIZIK)

SPD-SL用のシューズというと有名なメーカーとしては

  • SHIMANO(シマノ)
  • Fizik(フィジーク)
  • SIDI(シディ)
  • LINTAMAN(リンタマン)

リンタマンは最近出てきたメーカーみたいですが、amazonではまぁまぁ人気があるようです。
その中でもミーハーな私としてはFizikR5B UOMOというモデルをチョイスしました。
サイズは43サイズ(27.2cm相当)でピッタリでした。
シューズはジャストフィットのサイズを選ぶのが重要ですので、通販で購入する時にはできれば実店鋪で試着してサイズ・フィット感を確認してから購入することをおすすめします。

Fizik R5Bシリーズはロードバイクシューズラインナップの中でもエントリーモデルですが、ソールはカーボン強化ナイロンを使用していて適度な剛性があり、ペダリング時に力が逃げることなくしかも脚にも負担がかからないロングライドや初心者向けのモデルになります。

フィッティングはBOAシステムでダイヤルを回して足にフィットさせていきます。
このBOAシステムが便利で今まで使用していたSPDシューズは3点のベルクロベルトだったので着脱が飛躍的に簡単になりました。

SPD-SLのクリートを取り付ける

SPD-SLクリート調整画像
SPD-SLのクリートには左右にクリート印といって、クリートとペダルを固定した時にペダルの中心となる目印が刻印されていますので、このクリート印ペダル軸としてクリートの取り付けをすることができます。
シューズにクリートを取り付ける基本としてはクリートについているクリート印と自分の足の拇指球小指球を結んだ線の中心がクリートの中心にくるように調整します。
このクリートの中心線が前過ぎると、つま先でペダルを踏んでいる感覚になりふくらはぎ等に余計な負荷がかかり、疲れやすくなります。
逆に後ろ過ぎると一番力を伝達できる位置がズレてしまい、ペダルを踏む力がロスしてしまいます。
クリートの取り付け位置でペダルを回す時の感覚がかなり変わりますので基本的なクリート取り付け位置を守ってから微調整していきましょう。

SPD-SLのクリートは斜めの角度付けができる

Fizik R5B UOMOにクリートを取り付ける時に困ったのが、SPDと違って上下左右斜めに微調整できることでした。
SPDに比べてペダルを踏む位置のポジションをかなり細かく調整できるんですね。
ガニ股の人や内股の人でもクリートの取り付け方で、ある程度ペダルを踏みやすい位置を調整できます。
基本はペダルを回す方向シューズが平行になるようにクリート位置を調整して取り付けるわけですが、人によってはペダルと平行に固定すると膝に負担がかかって自然なポジションじゃないと感じる事があると思います。
そんな時はシューズに対して少し角度を付けてクリートを取り付ければ自然なポジションでペダルを踏めるようになると思います。

ローラー台があるとすぐに調整ができる

自宅にローラー台があると実走に近い状態でロードバイクに乗れますので、クリートの微調整もすぐにできます。
クリートを基本に則って取り付けてローラーで試走してみて、ペダルを踏む位置に違和感があったらすぐに微調整できます。トレーニングもしながらクリートの取り付け位置のセッティングも出せるということで、ローラー台を導入してみるというのもおすすめしたいと思います。
ロードバイクに慣れてくるとポジションもすこしづつ変わってきますので、毎日ローラー台に乗ることで少しづつセッティングも変えていくことができます。
ガッツリトレーニングしたいという方は既にローラー台を持っていると思いますが、ロードバイク初心者で乗るのが楽しく感じてきている方にはぜひローラー台を導入することをおすすめしたいと思います。

SPDとSPD-SLで感じた違い

以前の記事でも書いたのですが、SPD-SL踏み面が広いためペダルを面で踏んでいる感覚でしっかりペダルを回している感覚を感じることができます。
SPDですとクリートが小さく、ペダル部分も踏み面が狭いため点でペダルを踏んでいる感覚になります。
ロードバイクに乗り始めた頃はそんな小さな事には気づきませんでしたが、毎日ローラーに乗って同じ条件で乗っているとこういった小さな感覚も分かるようになります。
SPDのメリットはクリートがシューズの中に隠れるため、ポタリング等で出先で歩く時に歩きやすい事ですが、ロードバイクに本格的にハマっていくとそういったメリットよりロードバイクに乗っている時の快適性の方が重要になってきます。
WEB上でもSPDのようなビンディングシステムを最初は使っていたけど、結局SPD-SLにしてしまったという方が大勢です。シクロクロスのようにロードバイクに乗ったり降りたりを繰り返すような特殊な環境の人以外は大抵SPD-SLのようなビンディングシステムに行き着いています。

SPD-SLはクリートがむき出しで歩きにくいと言われますが、慣れの問題かなと思うレベルです。
それよりもクリートが削れてしまい交換サイクルが早くなってしまう方が問題なので、出先で歩く時はできればクリートカバーを付けてクリートを保護してあげることでクリートの寿命を延ばす事ができます。
クリートを交換するとまたセッティングしないといけないので面倒ですからね。

ロードバイク初心者でもSPD-SLで問題ない

雑誌等を見るとロードバイク初心者は最初はSPDであったり、ツーリングで出先で歩くならSPDや他社のクリート脱着が楽でクリートもソールに隠れるモデルを推していたりしますが、ロードバイク初心者の私が断言しますがロードバイクに慣れてくると結局SPD-SLにしたくなります
シマノのSPD-SLシステムはクリートからペダルまで他社のシステムに比べるとコストパフォーマンスが良いですから、SPD-SLにしておけば間違いは無いです。
シューズに関しては好みのブランドを選ぶと良いと思います。
ただ、BOAのシステムは非常に便利ですのでベルクロベルト固定式が面倒だなと感じている方はBOAを採用しているブランドのシューズを候補にするのも良いと思います。

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