Last Updated 2022.01.06
BROMPTON最強のゆるポタバイクを買っちゃった(ブロンプトン)予約編
ロングライドやブルベといったニッチなニーズに寄せてきた当サイト、ロードバイクライフなのですが、2020年・2021年とコロナの影響でロングライドやブルベに参加するということができないまま時は過ぎていき、ほぼ引きこもりぎみな生活を送ってテレワークやらで細々と暮らしていましたが、2022年コロナの自粛明けということもあり、リハビリ用・自転車カスタムベース・ゆるポタ用として、折りたたみ自転車いわゆるミニベロというものを購入してみました。
その名はBROMPTON(ブロンプトン)
この度二台目として相棒となった自転車は、BROMPTON(ブロンプトン)というイギリス製の高級折り畳み自転車です。私自身BROMPTONという自転車は2018年頃からなんとなく折りたたみ自転車ねぇという感じで知ってはいたのですが、その頃はロードバイク、ロングライドに夢中でしてそれほど興味があるわけではありませんでした。ロードバイクのほうも3本ローラーに乗って週に1~3回はトレーニングしてはいたのですが、コロナの影響で外で走ることはできず、ローラーに乗る頻度も少しづつ落ちてきて自転車の楽しさを忘れかけていたころでした。YouTubeをザッピングしていたところあのBROMPTONをカリッカリにカスタムしている車両を見てしまったのです。そして、私はいつしかBROMPTON(ブロンプトン)沼というロードバイク沼のブロンプトン版を発見してしまったのです。
そのブロンプトン沼を発見したのは2021年の8月の終わりでした。そこから私は毎日のようにブロンプトンに関するYouTubeを見まくる事になります。コロナの影響かおかげかテレワークも慣れて自分の時間が結構取れるようになっていたので、まぁ結構見ましたね。日本国内のブロンプトンをカスタムするショップの動画から、海外の人のカスタム動画まで。検索できるキーワードを駆使してYouTubeを見まくりました。そして、たどり着いたのが折りたたみ自転車専門のショップ「LORO CYCLEWORKS 京都店」のLORO TUBEというYouTubeチャンネルでした。
衝撃の12段変速のBROMPTON(ブロンプトン)
それは、ブロンプトンのことがわかり始めた私には衝撃のカスタムでした。前2段、後内装3段、外装2段の計12段変速の変態カスタムだったのです。折りたたみ自転車やブロンプトンのことを知っている方なら分かっていただけると思いますが、折りたたみ自転車の場合、後ろはロードバイクと同じようにシマノのコンポで組んでフロントはシングルで多くて9段変速、ブロンプトンのように後ろで内装3段、外装2段で6段変速とするようにだいたいそんな程度のギア構成なのです。それが、私がLORO TUBEで見たブロンプトンはフロントダブル化、リア内装3段外装2段の6段変速で12段変速を実現していたのです。そしてそのフロントダブル化カスタムは、ただギア数を増やしたいというカスタムではなく、フロントダブル化することによって通常のブロンプトンの6段変速の間をうまく埋めて、かつ一番軽いギアは激坂にも対応できうるギア比という自己満足では終わらない実用的なカスタムだったのです。私はひと目でそのブロンプトンの虜になってしまいました。
今買うか2022年モデル発表まで待つか
それからというもの、BROMPTON(ブロンプトン)を買ってカスタムして12段化プロジェクトは始動しました。まずは、今在庫がある車体を探して購入するか、それとも10月か11月あたりに発表されるであろう2022年モデルまで待って購入するかという迷路に入りました。結論としては2022年モデルを待ってから購入するという事に決まったのですが、その道程も長く数日ごとに訪れる今2021年モデルを買っちゃえば?という誘惑に翻弄されつつ、LORO TUBEを見て私が気にいる車体の色とハンドル・変速・ラックの有無をよくイメージしながら決めていき、最終的にM6Rのブラックラッカーかフレイムラッカーという色まで絞り込むことができました。ブラックラッカーならばまだ最後の在庫が残っている店舗もある可能性があり、フレイムラッカーはブラックエディションというその年の最初のロットでしか生産されない限定色ということで2022年モデル発表待ちという状態でした。
本当にどっちに転んでもおかしくないくらい迷いました。迷って、YouTube見て、カスタムのイメージをしてを繰り返して出した結論は、2022年モデル発表でブラックエディションもしくはレギュラーカラーでフレイムラッカーが発表されたら購入するということでした。
2022年BROMPTON(ブロンプトン)発表フレイムラッカーは?
2022年モデルのフレイムラッカー(仮)を買うと決めてからは、発表まで待つという長いのか短かったのかわからないぐちゃぐちゃな毎日を過ごしました。YouTubeとLOROショップのECサイトで、カスタムパーツをどれをチョイスするかという選択でより具体的なカスタムイメージを固めていき、予算の計算もはじめました。具体的な数字を公表すると自転車にどんだけお金かけてるんだとドン引きされますので控えますが、相当な諭吉さんが旅立って行く予定となっております。そして運命の2021年10月27日AM8時、その時は来ました。ブロンプトンの公式WEBサイトに2022年のブロンプトンが発表されました。その日は今でも覚えています。フレームや大きなパーツはブロンプトンの設計思想に沿ってそのまま、小さなパーツとサドル、付属する空気入れが変更されていました。そして、最大の注目点は色です。なんと、ブラックエディションにフレイムラッカーとブラックラッカーの両方がラインナップされたのです。
これは、私を再び悩ますことになりました。フレイムラッカーでほぼほぼ決定していたところにブラックラッカーのまさかの限定ブラックエディション。あまり時間的猶予が無い中、フレイムラッカーかブラックラッカーかでカスタムの方向性や最終的なカスタムイメージを再び具体的にイメージすることになりました。そして決めたのはフレイムラッカーでした。理由は私が初めてBROMPTONで衝撃を受けた12段変速カスタムはブラックラッカーの車体だったのです。だから同じ色でカスタムしても面白くありませんし、ここは限定で人気が出るであろうフレイムラッカー争奪戦に参加することに決めました。
2022年BROMPTONフレイムラッカー争奪戦
2021年10月27日、私は1日かけてM6Rフレイムラッカーを確実に予約できる店舗を探すことにしました。ブロンプトンの公式サイトから取り扱いショップリストを見て片っ端からショップのホームページを見ていく作業を開始しました。まず、カスタムをお願いする予定のLOROですが、思ったより予約の埋まり方が早くM6Rのフレイムラッカーも当日予約で埋まる可能性がありました。私は、早くても10月28日か10月29日まで動けませんでしたので、専門店や小規模な店舗は避ける決断を下します。そこで候補に上がってきた店舗は、全国展開している日本一のスポーツ自転車専門店ワイズロードでした。私の自宅からは府中多摩川店、川崎店、新宿店、渋谷店が候補に上がりました。ワイズロードは各店舗でブログを公開していて、BROMPTONの予約状況についても多くの店舗で記載がありました。その中で確実にM6Rのフレイムラッカーを予約できる店舗は川崎店ということがわかりました。一応電話で予約状況を確認して、M6Rのフレイムラッカーが予約可能であることを確認して10月28日に店舗に伺うということを伝えて10月27日は終わりました。
無事BROMPTON2022年フレイムラッカーを予約
ワイズロードで購入を決めたのには、別の理由もありました。今回ブロンプトンは買って終わりではなくカスタムして終わりです。つまり購入すること自体がスタートになります。ということもあり、車体本体は分割低金利ローンで購入することを考えていました。カスタムはLOROショップにお願いすることになるので一括払いなので、なるべく懐にはお金を残しておきたかったのです。10月28日川崎店に着いてからは、じっくりブロンプトンを試乗して乗り心地を確かめていきました。無事低金利ローンの審査も通り、予約締結となってその日は帰ることになりました。
2022年モデルからはモデル名の名称が変更されました
BROMPTON(ブロンプトン)は、長い歴史の中でモデル名は統一されていました。今回私は予約注文したモデルは、旧名称ではMハンドルの6段変速のリアキャリア付きでM6Rのフレイムラッカーです。2022年モデルからはこのM6Rという呼び方からは変更となり、まずレギュラーモデルはClassicのCLINE、2速変速はUrban、3速変速はUtility、6速変速はExplore、ハンドルの名称は、M型ハンドルがMid Handle、ストレートのS型ハンドルはLow Handle、そして色を選び、最後リアキャリアの有無はWith Rackと呼びます。これは、これからブロンプトンを知って欲しいと思った方たちが迷うことなく自分に合ったモデルを選択できるように、このような名称に変更になったそうですが、ちょっとブロンプトンを前から知っている、もしくは長年慣れ親しんだ方からすれば、名称が長くなって逆に混乱しているみたいでした。私の場合は、CLine Explore Mid Handle With Rackのフレイムラッカーとなります。長いですね。M6Rのフレイムラッカーと言った方が私の場合は一発でピンときますね。こんなこともあり、当面はショップの方では旧名称と新名称を併記するかたちで販売するようです。
そんなわけで、無事2022年モデルのBROMPTON(ブロンプトン)を予約注文することができました。
内容が濃い2ヶ月間でしたので文章も長くなってしまいましたが、次回は納車から初カスタムまでを詳しく書いていきたいと思います。